誤報も多いホームセキュリティ

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ホームセキュリティシステムでは、玄関や窓など家の各所に取り付けられたセンサーが、管制室とつながっています。住人がセンサーのスイッチを入れておけば、センサーの前を何者かが通過したときに、センサーが反応して管制室に信号を送ります。このことを「発報」といいます。しかし、センサーは機械にすぎませんから、ボールが飛んできたり、あるいは犬や猫が横切るなどの些細なことにも反応してしまいます。ホームセキュリティを含めた機械警備では、発報が100件あったとしたら、そのうち「真報」、つまり実際に 「侵入があった」というケースはわずか10件以下といわれています。つまり、残りの90件は「誤報」なのです。こうした住宅の防犯。防災システムはホームセキュリティ、セキュリティシステムと呼ばれていますが、つまるところは「機械警備」。誤作動、誤操作、故障などのトラブルはつきものなのです。